作ったり

アシェットはじめての刺し子 創刊号は初心者におススメ

1月27日発売の アシェット はじめての刺し子創刊号を購入しました。まだ作っていないのですが、中身を少しご紹介します。

刺し子とは…布を重ね合わせ、補強や保温のためにひと針ひと針、刺し縫いをする日本の伝統的な工芸です。
このシリーズでは、付属の材料で毎号1枚ずつモチーフを刺し、全80号で80枚のモチーフを刺し、カラフルなマルチカバーを作ります。モチーフに加え、素敵な小物をつくる材料も各号少しずつついてくるので、様々な刺し子を楽しみながら学ぶことができます。

キットの中身は?

  • ガイド線付き布
  • 刺し子糸
  • 刺し子針
  • こぎん布
  • チャコペンシル

創刊号ではモチーフは写真左のガイド線つき布で七宝つなぎを刺します。刺し子の小物は写真右の赤いこぎん布でこぎん刺しのがま口を数号に渡って制作します。

マガジンの内容は?

マガジンは6つのカテゴリーで構成されています。

  • 刺し子のマルチカバー 

付属の材料を使って毎号モチーフを仕上げます。作ったモチーフをつなげて最後はマルチカバーを完成させます。
今号は七宝つなぎの刺し方が詳しく解説されています。
着物などの柄でよく使われている日本の伝統的な図案、「七宝(しっぽう)」は仏教の経典に出てくる七種の宝のことで、円満、調和、ご縁などの意味が込められた縁起柄だそう。こういう豆知識もためになりますね。

  • 刺し子の小物 

付属の材料を使って、日常生活ですぐに使える素敵な小物の作り方が解説されています。
今号から数号にわたって青森県津軽地方の伝統工芸である「こぎん刺し」のがま口を制作するそうです。
今回はこぎん布だけセットされていて、布にがま口の型紙を写して切り抜くところまでが解説してあります。

  • 刺し子ストーリー 

刺し子が日常で親しまれてきた歴史が写真とともに紹介されています。

  • 図案ライブラリー 

日本の伝統的な文様の成り立ちと図案、刺し方のポイントが解説されています。
今号は正方形のマス目の図案「十字つなぎ」です

  • 図案を使おう 

図案ライブラリーの図案を活用して作品を作る方法が解説されています。
今号は十字つなぎの図案と刺し方、日常で使えるランチョンマットの作り方が解説されています。
トレーシングペーパーで図案を写すテクニックも参考になります。

  • 刺し子でアレンジ 

既製品を刺し子でアレンジするテクニックが紹介されています。
今号は既製品のバッグに刺し子を施してアレンジする方法が解説されています。

お値段は?

創刊号は税込み299円とリーズナブルですが、次号からは1599円になります。80号全てを作るとなると…合計126,620円となります!高いのか安いのかは…
でも、マルチカバーを完成させるうちに80種類の伝統的な図案とオリジナルの図案に挑戦して刺し子のスキルも上達できるというのはとっても魅力的ですね。

まとめ

詳しい解説と写真で、材料も揃っていて創刊号は刺し子を始めてみたい!という方にピッタリです。 刺し始めや刺し終わり、糸の継ぎ方など初心者が知りたいことが満載!ダイソーやセリアにも刺し子のキットは販売されていますが、ここまで説明は親切ではないので断然こちらがおススメです。
私はまだ作っていないのですが、作ったら後日ご紹介したいと思います。